留年決まった。詰んだ。
4年生の時点で留年が決まってしまい、露頭に迷っている方に送ります。
こんにちは、オハラです。この記事を読んでいるあなたは留年してしまったか、あるいは留年の危機にいるかのどちらかだと思います。いっそのこと中退してしまおうか……と考えている方もいるかもしれません。
私も4年生の前期の割と早い時期(5月中旬)に留年が決まり、絶望したのを覚えています。
- なんかもうオワタ
- 人生オワタ
- 大学辞めるか
- 同期とお別れか……
- もう何したらいいかわからん
自分の一切の価値が損なわれ、ゴミムシに成り果てたかも同然のような無力感を味わっていることだと思います。私も当日はいろいろな人の話を聞きましたが、1日中夢の中にいるかのような、魂が抜けた感覚で過ごしてました。
詳しくは後述しますが、私も留年がきっかけでいろいろなことがありましたが後悔は全くしていません。むしろ1年間自分の進路について考える時間ができて良かったとも思っています。
留年が決まり、不安でどうしようもなくなっている方に留年は「考え方次第でメリットになる!」ということが伝えられれば幸いです。
※惜しくも卒業を逃してしまい、残単位がわずかでわりと時間には余裕がある、という方向けになります。単位めっちゃ残っててとりあえず授業受けなきゃ、という方は頑張ってください。
結論:留年は大チャンス【就活も問題なし】
まず結論から述べると、留年はうまく活かせば確変への大チャンスです。嘘かもしれませんが、本当です。
とは言っても就活は不利になるんじゃないの
適切に時間を使えば、就活でも他の学生と差をつけられます。まじです。逆に思考停止して墜落した日々を送ると詰みます。そりゃそうだ。
では何に時間を使うか。何かしらの目的を決めて、その達成に向けて時間を使うべき。要は挑戦ですね。そもそも目的意識もなく毎日を漫然と過ごすのも楽しくないですよね。期せずとも大量の自由時間が生まれてしまったタイミングだからこそ、なにかに挑戦しましょう。「就活で自己PRできることが全然なかったわ」という方はこの1年で作ってしまえばいいんです。
私の話をすると、今は都内のITベンチャー企業でWebメディアの編集業務のアルバイトをしながらフリーライターとして活動しています。
「なんだやっぱり正社員として働くのは難しいのか……」と思われたかもしれませんが、卒業後は在学中からインターンしていた不動産系のスタートアップ企業に新卒として入社できました(すぐ辞めましたが)。
大学3年生の中頃から就活を始めた意識高めの学生だった私はITベンチャー企業の自由な雰囲気に惹かれ、何社か受けてみたのですが他の学生との差を実感して絶望。サークルとバイトしかしてこなかった普通の大学生だったのだから当たり前ですね。諦めて金融系の企業を受けてスーツを着て働くんだろうなぁと考えていたら留年が発覚した次第です。
留年が決まった後、インターンしたりブログを書いたりしていたら、何があったのか「自分には絶対に無理」だと思っていたITベンチャー企業に就職できました(すぐ辞めましたが)。今もIT系のベンチャーでアルバイトできているし、留年時の経験がなかったら今のような人生は歩めていないと思います。
いい話ですね
ということで、何かしらに挑戦していれば留年前の自分よりもレベルが高い世界が覗けるよという話でした。諦めずに頑張りましょう。
留年が決まったらまずすべきこと
希望の光は指してきたでしょうか。ショックを受けるのも無理はありませんが、できるだけ早く立ち直って留年は圧倒的成長のチャンスを有意義に活用していきましょう。
ただし、希望ばかりではないのも留年の辛いところです。なんなら本来するべきことではない(自戒)。まずは冷静になり、やらなければならないことを潰してから挽回するための行動に移っていきましょう。
1.留年費用をどうするか考える
ほかの方の同じような記事でも強調されていましたが、一番のネックが金銭面なのは間違いありません。半期で卒業を目指す場合でもウン10万円と、ただでさえ洒落にならない学費になります。私も一番の悩みの種が学費でした。
現実的な計画は取り急ぎ親に負担してもらい、バイトもしくは就職後の給料で返していくプラン。私も親に相談してこのような処置を取らせてもらいまいした(感謝しかありません)。
一般的な学生生活を送ってきた方には想像もできないような大金をどうにかしなければならなくなるという、しんどさしかない話ですがここさえ乗り越えればあとはなんとかなります。頑張ってください。
卒業なんて大したメリットじゃない!学費ももったいないし退学して就職しようかな!
と考える方もいるかもしれませんが、私は退学は絶対にしないほうがいいと思っています。理由は後述します。
2.留年を親や内定先に伝える
学費と合わせて辛いのが親への連絡。親がどんな反応をするのかを考えるだけでも恐ろしくなりますよね。とはいえ親も鬼ではありません。起きてしまったことは仕方ないのでこれからどうやって留年のロスを取り戻していくのか、をしっかりと伝えればわかってもらえるはず。
私は父に最初伝えた時、激昂のあまり話が全く通じなくなりましたが後日理解してもらい、応援していると言ってもらえました。親は子の最後の味方です(多分)。あなたの親もきっと大丈夫。恐いのはわかりますが、悩んでいる時間がもったいないので出来るだけ早期に伝えてしまいましょう。
内定先へ伝えるのも同様に勇気がいると思いますが頑張ってください。私は一個もなかったので知りません。バイト先(無印良品)の人たちは「ほーん」って感じでした。
留年期間中は「とにかく行動」しよう
上記の2点を全うすれば、いい意味でも悪い意味でもあなたは自由です。目標を決めて前進するしかありません。健闘を祈ります。
自分でコンテンツを生む/稼ぐ経験をすると景色が変わります
私が特におすすめしたいのは自分でコンテンツを作ったり、アルバイト以外で稼ぐという経験を積むこと。
ブログを開設して記事を書いてみたり、動画を撮影/編集してYoutubeに投稿したり……。プログラミングの知識を身につけて仕事を受注するのも、せどり(転売)で稼ぐというのもいいと思います。まぁなんでもいいので頑張ってみてください(突然の投げやり)。
【一般人がすると詰むよ】中退だけは辞めておけ
留年した人は良くも悪くも新たな価値観を探そうとして
- 「中退はそんなリスクではない!」
- 「リスクを背負わないと成長できない!」
- 「大学の勉強は時間の無駄!」
もう名前を出しちゃうとイケ◯ヤみたいな人間ですね。私は3年前に彼を見かけてブログを始めたクチですが、今(2019年)のあの人はかなりヤバイところまで踏み込んじゃってます。
留年して何かしらの材料をもって自分を肯定したくなるのはわかりますが、あの人を心の拠り所にするのだけはやめとけMAJIDE。調べればいろいろ出てくるので毒されそうな人は目をさますべし。ほかにも
- 「今はいろんな生き方があるし大丈夫!」
- 「大卒の有無なんかで人生決まらんぜ!」
- 「◯◯さんも留年してるよ!」
みたいなことを言ってる人も大体彼に毒されてしまっているので当てにしないほうがいいかと。じゃあお前は中退したんか?と言いたい。中退してうまくいく人は成功するという確固たる意思を持つ人か既に独立しても食っていけるスキルをもっている人だけです。
漠然と「自由になりたいから」とか「中退を強みにする」といった考えで辞めてもその先にあるのは全く強みにならない中退というレッテルと不自由だけ。知らんけど。
私も二度目の留年が決まった時は相当に悩みました。しかし、「独立して稼げるスキルがあるわけでもないしな」と考えを改めてなんとか卒業しました。まぁ結局フリーターしてるし卒業に意味があったのかはわかりませんね。信じるか信じないかはあなた次第。
終わりに:行動あるのみ。頑張りましょう
就活が不安な人も、そもそも就活したくないという人も、まずは卒業第一という人も、とにかくすべきことは行動。「留年はチャンス・メリット」と言ってきましたが、それは「何かを頑張るための自由な時間を得られただけ」に過ぎません。
チャンスをものにできるかはあなた次第。ただただYoutubeを見るだけの生活を送るならそれは確実にビハインドとしてあなたに返ってきます。
「自分の将来について考えるだけ」でも立派だと思います。受動的に時間を消費するのではなく、自分で考えて、能動的に時間を使っていきましょう!
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